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【便利】iCloud+でランダムなメールアドレスが作れる‼︎ -作り方を解説-

月額130円から利用できるiCloud+。

そんなiCloud+には、大元のメールアドレスは1つにしつつ、ランダムなメールアドレスをたくさん作ることができます。

このページでは、そんなランダムなメールアドレスを作る方法を解説していきます。

!!! 注意 !!!
  • このページで紹介する方法は、iOS16の場合の手順です。iOS15以前またはiOS17以降をご利用の場合、手順が異なる可能性がありますので、ご注意ください。
  • 「メールを非公開」の機能を利用するには、月額130円からのiCloud+に加入する必要があります。無料版のiCloudでは利用できませんので、ご注意ください。

仕組み

iCloud+の「メールを非公開」の機能として作ることができる、ランダムなメールアドレスは、次のような仕組みになっています。

ランダムのメアド宛に送られたメールは、転送先に設定したメールアドレスに転送されます。

そして、ユーザーである私たちは、通常のメールアドレスと同じ受信ボックスから、何も気にせずにメールを見ることができます

メリット・デメリット

このような仕組みになっている「メールを非公開」を利用することにより、次のようなメリット・デメリットがあります。

メリット

  • 登録しているサイトからメールアドレスが漏洩しても、一意のメールアドレスのため、セキュリティ性が向上する。
  • 捨て垢を実質無限に作れる上、一意のメールアドレス宛に来たメールは全てメインのメールに転送されるためとても楽
  • 生成されるメールアドレスのドメイン「@icloud.com」と信頼性があるため、登録時に弾かれにくい。(※筆者の個人の感想です)

デメリット

  • メアドとパスワードが未保存の場合、ログイン時にいちいち設定からメールアドレスを確認しなければならない
  • 最低でも月額130円かかる
  • アカウントごとにラベルやメモでメールアドレスを管理しないと、どのアカウントがどのメールアドレスか分かりづらくなる

手順

それでは順を追って説明していきます。

① 設定を開く

② 1番上の名前の部分を押す

③ 「iCloud」を押す

④ 「メールを非公開」を押す

⑤ 「新しいアドレスを作成する」

⑥ 「アドレスにラベルを付ける」の部分に自分なりのメモを入力する

ここには、後で見返したときにわかりやすいように、ラベルを設定します。

 

ラベルの命名に決まりはありませんが、例えば、Twitter用のメールアドレスの場合は「Twitter」などとラベルを設定すると便利かと思います。

⑨ 完了する

以上でメールアドレスの作成は完了です。

メールの確認方法

メールは自動的に転送先に設定したメールアドレスに転送されるため、転送先に設定したメールアプリなどから確認できます。

例えば、@icloud.comに設定した方はiPhone標準メールアプリ、@gmail.comにした方はGmailアプリ、@yahoo.co.jpにした方はYahoo!メールアプリなどからご確認いただけます。(※どこに届くかは利用者さんの設定や環境に依存するため、ご自身でお確かめください。)

検証

では、作ったランダムのメールアドレス宛にメールを送ったら届くのか検証してみます。

先ほど作った「Twitter」というラベルのメールアドレス宛に、Gmailからメールを送ってみます。

メールをチェックしてみると「メールを非公開」とわかりやすく表示され、通常通りスムーズにメールを確認することができました。

まとめ

iCloud+の「メールを非公開」を使うと、メインのメールアドレスを公開することなく、プライバシーを保護しながら、スムーズにメールを利用することができます。

ご参考になれば幸いです。